気品に満ちた紫色の輝きが印象的なアメジスト。良縁を育てて悪縁から守ってくれると考えられ、古くから世界各国で愛されてきた宝石です。ここでは2月の誕生石であるアメジストの特徴や石言葉、由来や歴史を紹介します。

アメジストは古くからさまざまな国で産出され、世界各国で親しまれてきました。「紫水晶」という和名を持つ水晶の一種で、紫色の幅広い色彩を持っています。紫は自然界では発色しにくい色であることから、透明度の高いアメジストは特に高い価値があります。

アメジストは加工しやすいため、さまざまなカットを施したデザインジュエリーも人気です。ジュエリー以外にも、アメジストを母岩ごと大きく切り出した置き物の状態でも流通しています。なお美しい紫色は紫外線にさらされると薄くなってしまうため、保管場所には注意が必要です。

愛の守護石と呼ばれるアメジストの石言葉は､「誠実」、「知性」、「調和」、「謙虚」などです。アメジストには真実の愛を見つける力があり、誠実な人間関係を育んで悪縁を絶つとの言い伝えも。アメジストを身に着けると、次のような効果が期待できるとされています。

アメジストの名がついたのは、古代ギリシャの時代。当時アメジストは酒に酔わないためのお守りとして用いられていました。酒に酔うという意味の「methus」の頭に否定する意味の「a」をつけ、酒に酔わないことを意味する「amethustos」という言葉が語源になったと言われています。

古代エジプトに生きた世界三大美女のひとり、クレオパトラもアメジストを愛用したひとり。クレオパトラを酒に酔わせて我が物にせんとする男達の悪意から逃れるため、彼女は毎日アメジストを砕いた粉を服用していたと言い伝えられています。

地球に優しいサスティナブルジュエリーをコンセプトにしたmi lunaは、多彩な天然石をあしらったジュエリーを扱うブランドです。ここではmi lunaの魅力とアメジストを使ったおすすめのジュエリーを紹介します。

mi lunaというブランド名は、スペイン語で「私の月」という意味を持ちます。mi lunaのジュエリーは、夜空に浮かぶ月のように優しく女性を照らす存在です。　

mi lunaのジュエリーに使われるのは、コメ兵が買い付けたジュエリーの中から厳選した上質な天然石。一度ジュエリーとして輝いた宝石達を、熟練の職人達の手で新たな姿へと生まれ変わらせています。ジュエリーをリデザインしているので、高品質なのにリーズナブルな価格も魅力です。

またmi lunaのジュエリーはすべて一点ものです。限りある資源を大切に守りながら自分だけの輝きを永く楽しめる、サスティナブルなジュエリーと言えるでしょう。

2月の誕生石はアメジストですが、誕生日に関係する宝石には星座石というものもあります。アメジスト以外でゆかりのある宝石を探している人に向けて、2月の星座石であるサファイア、ラピスラズリ、アクアマリン、モルガナイトについて紹介します。

サファイアを代表する深い青色は、その昔「天界そのもの」と考えられていました。邪念や不安を心から取り除くサポートをし、精神を強くすると言われています。心機一転して「頑張ろう！」と思う人におすすめの宝石です。

幸運をもたらす宝石とも呼ばれ、身に着けると災いから守ってくれるという言い伝えがあります。心身の健康にも関係し、元気がない人や疲れてしまった人に活力をもたらしてくれると言われています。

ラテン語のアクア(水)とマリン(海)に由来する名前の通り、海の水を思わせる美しく淡いブルーが特徴のアクアマリンも2月の星座石です。その昔、ヨーロッパの船乗りが航海のお守りにしていたと言われています。ストレスや疲れを癒し、みずみずしさや元気を取り戻してくれる力があると言われる宝石です。

淡いピンクのモルガナイトは、愛の本質を理解して幸せな結婚へと導くと言われています。周りの影響を受けやすく、不安な気持ちを抱きやすい人の気持ちを安定させ、心を穏やかにする効果も期待できます。

2月の誕生石であるアメジストは愛の守護石と呼ばれ、心を落ち着かせて邪悪な物から身を守る効果があると言われています。古くから世界各国でお守りとして愛されてきたパワーストーンです。日ごろの自分へのごほうびとして、2月の誕生石をあしらったジュエリーを身に着けてみてはいかがでしょう。