ピアスは、顔の形に合ったデザインを選ぶことが大切です。自分の顔の形を知り、ピアスを使って理想とされる卵型のバランスになるように補正するのがポイント。そうすることで、顔の形についてのコンプレックスも強みに変えていけます。まずは、大きく5つに分類される顔の形の特徴や、似合うピアスデザインを見ていきましょう。また、それぞれの顔の形におすすめのピアスも紹介します。

卵型は、立体感のある顔で、額や顎が綺麗な丸みを帯びているのが特徴。理想とされる顔の形で、すっきりした印象を与える美人顔です。

卵型さんは、大きめのものや1石ピアスなど、基本的にどんなピアスでも似合います。自分の肌の色や、その日の服装などに合わせてピアスを選ぶことで、より洗練されたコーディネートが完成します。

優しく愛嬌があるため、愛され顔といわれる丸顔。ふわっと丸みを帯びた輪郭で、若々しく見える顔の形が特徴です。ただし、子どもっぽく見られる、ふっくらして見えるなどの悩みを持つ人もいるようです。

フェイスラインに丸みがある丸顔さんには、直線的なピアスがおすすめ。チェーンピアスのように、縦のラインを強調するデザインを取り入れることで、シャープな印象をプラスし大人っぽく見せられます。反対に、丸みのあるピアスや横長のデザインは、顔の横幅を強調してしまうので避けた方が良いでしょう。

面長は、顔の縦の長さがある分ほっそりとした印象で、横幅が狭いのが特徴。日本人に1番多いタイプの顔の形といわれています。落ち着いたイメージの大人顔ですが、実年齢よりも年上に見られたり、顔が長く見えたりするなどのコンプレックスを抱えている人もいるようです。

大人っぽい雰囲気を持つ面長さんには、丸いフォルムの1石ピアスやフープタイプのピアス、ボリュームのあるピアスなどがおすすめ。丸みのあるスタッズピアスを身に着けることで、より可憐に、やわらかな雰囲気を演出できます。反対に、チェーンピアスやドロップピアスなど、縦の長さを強調するデザインは、面長の輪郭も強調してしまうので気を付けましょう。

フェイスラインがすっきりしており、クールで知的な印象を与える逆三角形型。都会的な雰囲気を感じさせる一方で、シャープな印象のために、キツく見られてしまうなどの悩みを持つことも。

逆三角形型さんは、顎から耳元にかけてのフェイスラインに角度があるので、卵型に近づくようにその空間をピアスで埋めるのがポイント。下にボリュームのある、ドロップピアスがおすすめです。他にも、しずく型やフリンジデザインなど下重心のものを選ぶと、バランスよく仕上がります。

エラの部分が張っており、落ち着いた印象のベース型。しっかり者のイメージを与える顔の形です。しかし、顔が大きく見えがち、かっこよく見られすぎるなどのコンプレックスを抱えている人もいます。

ベース型さんのピアス選びで大切なのは、エラよりも上にポイントを持ってくること。スタッズピアスのように、耳元に丸みのあるピアスを着けると、優しい印象になります。また、エラよりもピアスが目立つので、顔をすっきりとした印象に見せられます。反対に、エラの部分にボリュームが重なるピアスは、顔を大きく見せてしまう恐れがあるので、気を付けましょう。

生まれもった骨格の違いによって、3タイプに分かれている骨格タイプ。自分のタイプを知ることで、似合いやすいファッションの素材や形などがわかるというものです。こちらはピアス選びにも応用できます。それぞれの骨格タイプの特徴や、似合うピアスを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

上半身に重心があり、比較的体に厚みのあるメリハリボディがストレートタイプの特徴。肌の質感にもハリがあり、シャープでクールなイメージを与える骨格タイプです。シンプルですっきりとしたコーディネートが得意なストレートタイプの人には、シャープなラインで揺れずに耳で輝くピアスがおすすめ。ストレートタイプの人のリッチな雰囲気や、華やかさを引き立ててくれます。

下半身に重心があり、華奢でソフトな雰囲気を持つウェーブタイプ。肌質がやわらかい、首が長い、鎖骨がほっそりしているなどの特徴があります。よく似合うのは、小さめで華奢なジュエリー。ウェーブタイプの、繊細で可憐な雰囲気と相性抜群のチェーンピアスがおすすめです。

骨格がしっかりとしているため、肉感よりもフレーム感のあるタイプです。目立つ関節や鎖骨が特徴で、スタイリッシュでラフな雰囲気。ナチュラルと名が付く通り、自然素材がよく似合います。天然石全般はもちろん、べっこうなどのマットな素材との相性もぴったりです。重みを感じるピアスが似合うので、ドロップピアスをぜひ取り入れてみてください。

顔の形や骨格タイプの他、パーソナルカラーに合わせて選ぶのもおすすめ。ピアスは顔に近いジュエリーで印象を左右しやすいため、パーソナルカラーをもとに選んでみると、あなたの魅力がぐっと引き立つでしょう。春夏秋冬別の似合いやすいピアスを紹介します。

黄み混じりのカラーが得意なイエベ（イエローベース）。そのなかでも、鮮やかな色が似合うのがスプリングタイプです。イエベ春のキュートで親しみやすい雰囲気にぴったりな、シトリンを使ったピアスがおすすめ。

青みがかったカラーを得意とするブルベ（ブルーベース）。なかでもサマータイプは、淡い色やくすみがかった色が得意です。ブルベ夏の上品さをさらに引き立たせてくれる、ブルートパーズのピアスはいかがでしょうか？

深みのあるこっくりしたカラーも難なく取り入れられるのが、オータムタイプの特徴。ジュエリーも、濃いめの色が得意です。ディープな色合いが美しいガーネットのピアスで、イエベ秋ならではの落ち着いた大人の雰囲気をまといましょう。

青みがかった色のなかでも、濁りのないクリアな色が似合うウィンタータイプ。モノトーンコーデもよく似合います。ブルベ冬にぴったりなアメジストのピアスで、凛として洗練されたコーディネートを完成させましょう。

顔の形や骨格タイプ、パーソナルカラーに合ったピアスは、身に着ける人の魅力を何倍にも引き出してくれます。パッと周りの目を引く女性は、自分の個性を活かしたおしゃれを楽しんでいるもの。あなたをより輝かせる、とっておきのピアスをmi lunaで見つけてくださいね。