- Interview
- 2023.09.06
【My “TIMELESS” Vol.4】女優&モデル・佐分利 眞由奈さん
環境に配慮したライフスタイルを送りながらファッションを楽しむ、素敵な女性達にフォーカスし、サステナブルなライフスタイルやmi lunaのジュエリーについてインタビューする企画、My “TIMELESS”の第4弾!今回は女優やモデルとして活躍し、SNSなどで発信するサステナブルなライフスタイルも注目を集める佐分利 眞由奈さんにお話をお伺いしました。
眞由奈さんってどんな人?
大学時代にファッションや食品ロスについて学んだことがきっかけとなり、環境問題に関心をもつ。現在は、女優やモデルとして活動する傍ら、サステナブルなライフスタイルをSNSなどで発信。ELLEgirlの次世代コミュニティ・ELLEgirl UNIのメンバーとして、SDGsに関するコラムなども執筆している。
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「食」への興味から生まれた、SDGsやサステナブルへの想い
SNSやコラムでSDGsやサステナブルについて発信されていますが、具体的にどのような活動をされているのですか?
今はELLEgirlで、環境問題やSDGsに絡めたコラムを執筆しています。環境に良い活動に対してもともと興味があり、何か行動を起こしたいと思っていたタイミングで声をかけていただきました。
また、初心者でもできるエコ活動をSNSなどで発信しています。
SDGsやサステナブルな活動に興味をもったきっかけを教えてください。
大学時代、家政学科で栄養学や食品について専攻しており、食品ロスの問題について学んだのがきっかけです。
授業を通して知った、食べ物を残すことが環境に与える影響、十分に食事をとれない人がいるという現実は、食べることが大好きな私にとっては衝撃でした。そこから「何かできることはないか?」「自分も何かはじめたい!」と思うようになりました。
事前に買い物リストを作って余計なものを買わないようにする、ロケでいただいたお弁当を残さないようにするなど、小さなことですが大切にしています。
活動の1つとして、家庭菜園にもチャレンジされているのだとか?
はじめはキットを買って育てる程度だったのですが、今年の3月に岐阜に住む祖母の畑の一角を借りて、じゃがいもを植えました。7月には無事収穫できて嬉しかったです。
また、じゃがいもを植えに行ったときに「スナップえんどうだったら東京のベランダ菜園でもできるから」と祖母がくれた苗も育てていました。結局たくさんはできなかったのですが、それも学びだなと思っています。少しでも自分で育てたものを収穫して食べられたのがいい思い出です。
私の場合は、家庭菜園をはじめたことが祖母と会って話す良い機会にもなりました。こうやって家族から教えや習慣を伝授してもらったり、関係性が持続していくということも、SDGsにつながっていくのではと思っています。今後も祖母の畑で、いろいろな野菜を植えてみたいです!
視野を広げることにつながったカナダ留学
高校時代、カナダに留学していたとお聞きしました。日本とカナダで、SDGsやサステナブルな活動への認知度の違いやギャップなどは感じましたか?
高校のプログラムで、17歳のときに2週間の語学研修へ行きました。カナダでは多様性を認め合うことが浸透しており、出会った人も人柄が良い人ばかりでした。私は英語がうまく喋れなかったのですが、みなさん最後までしっかりと話を聞いてくれて。相手が理解しようとしてくれるから、こちらも理解しようという想いが生まれました。
また、留学中にさまざまな国から来た同世代の子達と文化交流する機会があり、そこで自分が今まで当たり前だと思っていたことが、当たり前ではないということを知りました。振り返れば、17歳という若いときにこの経験をしたことが、今につながっているのかなと感じます。日本の外に目を向けるきっかけや、いろんな価値観があることに気づくきっかけになり、視野が広がったように思います。
ヴィーガンのライフスタイルへの興味
SNSの投稿などでヴィーガンのライフスタイルについての発信もされていますが、どういったきっかけで興味をもたれたのですか?
私はもともとお肉があまり好きではなく……。カナダでのホームステイ先もベジタリアンの家庭でした。当時はヴィーガンやベジタリアンといった言葉がそこまで浸透していなかったので「私がきらいなお肉が出てこない家庭だ!」くらいの気持ちだったのですが、今思えばそこでの経験もヴィーガンに興味をもつきっかけの1つになったのではと感じています。
自分でもヴィーガン食を試してみたくて、動物性食品を抜いた料理を作って発信していたこともあります。最近では、無印良品の大豆ミートを使ってパスタを作ってみました。
また自分で作るだけではなく、食べに行くこともあります。動物性食品を抜いてくれたり、植物性食品に替えてくれたりと、ヴィーガン対応のカフェが増えており、日本でも浸透してきているのだなと実感しました。
さまざまな企業のサステナブルな取り組み
モデル・女優のお仕事をしているからこそ気づく、メイクやファッションに関わるサステナブルな活動などがあれば教えてください。
メイクさんとSDGsやサステナブルに関連した話をすることが多く、そういったところで情報やきっかけをもらいます。意識の高い人が多く、いつも良い影響を受けています。
動物由来成分を使用しておらず、動物実験などもせずに作られたヴィーガンコスメも試してみたことがあります。特に動物実験不実施に力を入れている「bareMinerals(ベアミネラル)」や、パッケージも可愛い「DEAR DAHLIA(ディアダリア)」などがおすすめです。自分に負担にならない範囲で、こういったコスメも試してみています。
また「CHANEL(シャネル)」の取り組みも気になっています。エコデザインパッケージやリサイクル原料・バイオ由来原料を採用していたり、容器の蓋に本来なら廃棄されるカメリアシードを使用していたりなど、環境への配慮にも力を入れているそうです。
このようにモデル・女優のお仕事をしていると、さまざまな企業がサステナブルな取り組みを行っていると気づくことが多いですね。
ミネラルファンデーションならベアミネラル【公式】 ミネラルファンデーションのパイオニア
ミネラルコスメブランド「ベアミネラル」の公式サイト。軽くて肌にやさしいのに驚くほどのカバー力を持つミネラルファンデーションや、肌本来の力を引き出すスキンケアをご紹介。
Dear Dahlia | Official Site | Luxury Vegan Beauty – Dear Dahlia JP
ダリアの花からインスピレーションを受けて誕生した ラグジュアリーヴィーガンビューティーブランド ディアダリア DEAR DAHLIAのストーリーは、独歩的な美しさと独特な魅力を持ち 「庭園の女王」と呼ばれるダリアの花から始まります。DEAR DAHLIAの原点は すべての女性が個性を持ち独自の美しさを象徴するダリアの花であり、 月日が流れても変わらない美しさを届けることがDEAR DAHLIAのモットーです。
サステナビリティに関する展示会など、参加されたイベントの中で特に印象に残ったイベントを教えてください。
2年前に参加した、多数のハイブランドを傘下におさめるケリング社のイベントが印象に残っています。ハイブランドのサステナビリティに関するイベントに参加したのはそのときが初めてで、そこで環境に配慮した取り組みをしているハイブランドが多いことを知りました。
製品が出来上がるまでの生態系の過程に関する展示があり、「私が着ているものって、何でどうやってできているんだろう?」と考えるきっかけになりました。「BOTTEGA VENETA(ボッテガヴェネタ)」のブーツは最終的に土に還る素材、「GUCCI(グッチ)」の製品にはエコレザーなどが使われているそうです。
このように製品の背景を知ることで愛着が湧き、より大切にしたいと思えるようになりました。また購入する際の選択肢として、「その製品がサステナブルであるかどうか」も加わりました。そういう選択肢で自分が愛用するものを選ぶのも素敵ですよね!
自分のペースで無理なく続けるサステナブル
日々の活動で意識していること、大切にしていることはありますか?
私もまだSDGsやサステナブルについて勉強中なので、自分のペースでできることから取り組むようにしています。ストイックにやりすぎると、つらいと感じてしまうので。
例えば、エコが目的のエコバッグなのに、それ自体が世の中に溢れすぎて「エコバッグって何のためにあるんだっけ?」と思ってしまった時期がありました。
「買い物をした際にエコバッグは持っていないけれど、レジ袋を貰わないようにする」といった選択肢もあるので、「エコバッグを絶対に持っていないとダメ!」というのは少し違うんじゃないかと思います。人それぞれに考え方があるので、それを否定するようなことはしたくないですね。そして、それぞれの考え方を否定するような世の中にもなってほしくないなと思います。
サステナブルな活動を無理なく継続するコツを教えてください。
どんな活動でも興味のある分野から入るのがおすすめです。その方が続くと思います。私も興味のあった「食」という分野から入ったので、無理せず活動を続けられています。あとは、「これだったら地球が喜んでくれるかも!」と思うことからチャレンジするようにしています。
アップサイクルな取り組みや込められた想いに共感した、mi lunaのジュエリー
ここからは、mi lunaやジュエリーについてお伺いします。眞由奈さんにとっての「ジュエリー」とはどんな存在ですか?
私にとってジュエリーはお守りのような存在です。
自分で購入することは少なく、母が何かの記念などでプレゼントしてくれたジュエリーを普段からよく着けています。特に、25歳の節目に母がプレゼントしてくれたものが気に入っています。身に着けることでパワーをもらえるような気がして大切にしています。
普段の服がシンプルなので、ジュエリーもシンプルなものが好きです。コーデのワンポイントになるような、使い勝手の良いものを選ぶことが多いですね。
mi lunaのジュエリーを愛用してくださっているとお聞きしました!購入時のエピソードなどを教えてください。
実は、mi lunaが初めて自分で買ったジュエリーなんです!いつも身に着けているジュエリーは母がプレゼントしてくれたもので、それまで自分で購入したことはありませんでした。
シルバーなどのカジュアルなアクセサリーは気軽に買えるのですが、ジュエリーはレベルが高いと感じていて、きっかけがないと手に取る機会もなく……。
購入したジュエリーは、mi lunaのイベントのときにどれにしようかすごく迷って決めたもので、とても思い入れがあります。初めて自分で購入するジュエリーなので、アップサイクルされた「石」の入ったものにしたくて。またアップサイクルの過程を知り、mi lunaの想いや取り組みに共感したのも購入の決め手になりました。
mi lunaのどのようなところに魅力を感じましたか?
ジュエリーの背景にあるストーリーが素敵だなと感じました。3周年のイベントでアップサイクルされる前の状態のものを見たとき「このデザインは確かに、今は着けづらいかもしれない……」と思いましたが、アップサイクルにより、大事なシーンにもデイリーにも使いやすそうな大人っぽいデザインに生まれ変わっていて驚きました。
不要とされていたものがデザインを加えることによって、新しいものに生まれ変わるというのは感動ですね。可愛いだけではなくストーリーのあるものは強いなと感じます。
それまで、アップサイクルという言葉は知っていてもイメージが湧きづらかったのですが、実際にその工程を見ることにより実感できました。前の持ち主や製作に関わった人など、いろんな人の思い出や想いも詰まっているように感じて、パワーをもらえるような気がします。
また、ひとつずつ色や形が違うところにも愛着が湧きます。まずは色を決めて、次は形……というように選ぶ時間も楽しいからこそ、その人のとっておきの1点になる。選んだジュエリーを見る度に、そのときの想いや感情がよみがえるのも良いですね。
さまざまな活動の土台は「笑顔」
最後に眞由奈さんにとっての”TIMELESS”なものを教えてください!
「笑顔」です。笑顔を心がけることで、自分も周囲も穏やかな気持ちになれるので。
笑顔によって心に余裕が生まれると、「いいことをしよう!」という気持ちにつながります。また私の場合、笑顔でいることが、SDGsなどさまざまな活動の「土台」になっています。つらいときに無理して笑顔を作る必要はありませんが、ふとしたときにも口角を上げていたいと思いますね。
笑顔はずっと色褪せないですし、笑顔によりhappyな輪が人に伝染していく。自分がhappyだからこそ、まわりもhappyにしたいという想いが生まれるのだと思います!
mi luna
「mi luna = 私の月」 今を輝く女性を照らす、地球に優しいサステナブルジュエリー。一度ジュエリーとして輝いた天然石やパールをアップサイクルして、新しい姿へと生まれ変わらせました。K10・K18を使用した1点もののリングやネックレス・ピアスを展開しています。